介護保険データベース【LIFE】へ

皆さんこんにちは! 北日本ケアサポートです。
来年度から本格的に、介護保険データベースの運用が検討されてます。

 皆さんは、CHASEやVISITとか聞いたことありますか?
これが【LIFE】に呼称が統一されるそうです!

「介護システム【LIFE】とは?★」

介護システム【LIFE】を簡単にご説明しますと、介護のデータベースをビックデータ化して利用者の状態やサービスを把握し、エビデンスに基づいた科学的な提供をしようというものです。

 つまり、利用者すべての介護に関する情報を収集・分析し、各利用者に最適なサービスを提供しようという事なんです。
AIの時代が、いよいよ介護現場にも押し寄せてきています!

この【LIFE】というシステムは、以前から運用されていたCHASE(利用者の情報を集める機械)、VISIT(リハビリ情報に特化した既存からの機械)を1つにまとめたものです。

ちなみに【LIFE】は、Long-term care Information System For Evidenceの頭文字です。直訳すると「長期運用型の科学的根拠に基づいたケア情報システム」といったところでしょうか。

 この分野は、介護認定やレセプト情報などを蓄積した介護DB(介護データベース)が、既に存在してますが、それに加えLIFEと2本柱で運用していく事になります。

 「気になる改定加算の内容は?」

社会保障審議会では、2021年度の改定加算として

《 施設サービス 》
 ・科学的介護推進体制加算Ⅰ40単位/月)
 ・科学的介護推進体制加算Ⅱ60単位/月)

《 通所系 》
 ・科学的介護体制加算40単位/月)

などが公表されました。

これらの算定要件は、大きく2つあります。
1:すべての利用者の基本的な身体情報をLIFEへ送る
2:LIFEからのフィードバックを十分に活用する

 この新設加算の狙いは、LIFEの育成と効果的なサービス提供に繋げる事です。
今年度中には、算定要件の詳細や留意点なども決まるようですが、現場の事務負担なども配慮していくそうです。

 

LIFEの活用により適切なサービスを提供されることは、利用者側にもメリットがあります。
また事業所側も、LIFEの導入によって加算や事務作業が軽減されれば、仕事が効率的になりストレスの少ない職場になりますよね。ぜひそうなることを望みたいと思います。

要介護度の基準とケアプランについては、過去記事の「要介護度の基準とケアプラン」をご参照ください!

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