はじめに
介護保険、障がい福祉の請求代行や給与計算の代行を請け負っている「北日本ケアサポート」の代表をしております、鷲尾和巳と申します。宜しくお願い致します。
別法人で介護、障がい者福祉の事業所も4事業所経営しております。
「介護業界をザックリ切る話」という題目なので、いつもクライアントにはなかなか直接言えないことも言っちゃいますね❗️
第10話「アウトソーシングのメリットとは❓」
今回のテーマですが、なぜ会社はアウトソーシングを活用した方が良いのか❓について経営的な観点から説明していこうと思います。
決して弊社がアウトソーシングを請け負う会社だからではなく、当社もかなり活用してます。それでスピード感が増したことも多々有りますので、その辺を中心にお話させて頂き、理解頂けたら幸いです。
①「日本の教育システムがそうさせてる❓」
アメリカや他の国に比べて、日本では自社で完結する為にはどの様にすべきかを優先する風土がある様に私は感じます。個人的な解釈ですが、日本の幼少期から受けている教育に理由がある様に感じます。
日本の教育では、合計点を一生懸命上げる様に指導され実践してきたかと思います。そのためには5段階評価で4や5の付いている得意な部分はそこそこにして、1や2の付いている科目を時間を費やし、3にあげるために努力するよう指導されてきたかと思います。
たしかに合計点や平均点をを上げようと思った時に低い点をあげる方が早いからです。理にかなってますよね。私もそうでした。
私の場合、政治経済はなぜか好きで毎回5でしたが、英語が中学1年生からつまづきアレルギー反応を起こすようになり毎回2の評価。
中学3年生で一生懸命努力して3をゲットしましたが、結果的には何の役にも立っていません(笑)
これは会社の経営も一緒で得意な部分はもちろん自社でやりますが、苦手な部分を自社でやるのか外部に出すのか悩みます。そこで上記のように、私を含めたほとんどの日本の教育を受けてきた方は、一生懸命1や2をある程度出来る数字3を目指すのです。
でも3という評価の仕事をしていて、クライアントから認められるでしょうか❓
私が学生時代3の評価を一生懸命取った後何も残らなかったように、会社もやれはするけど、利益もでなければ社員も喜ばない、クライアントも喜ばない。そんな仕事を創造してしまっているように思います。
学生時代の5段階評価と社会の評価の違いは、天井が無いことです。5で評価は終わりません。
10にも20にもこのグルーバル社会においては、無限に評価してもらう事が出来るのです。
全てを自社でできる会社が素晴らしい会社ではなく、良き協力者を見つけ、任せるところは任せ、自社の強みに突っ走り、秀でるなにかを持っている会社が長く反映するのです。
②「北日本ケアサポート アウトソーシング事例」
弊社は、介護保険のレセプト代行を得意としてますが、アウトソーシング業務に注力するため様々な分野を外注してスピードアップを図っています❗️
その一例を紹介いたします。
・介護報酬計算ソフトのシステム開発
・北日本ケアサポートアウトソーシング事業の販売代理(道外)
・介護保険新規申請書類作成
・インターネット上の広告(グーグル、ヤフー)
などなど帳簿上外注費とはならなくても、自分たちでも費用と時間が有ればできることを他社にお願いしているという考えでいけばその他にもたくさんあります。
つまり協力して頂いた業者の方々が真剣に仕事をしてくれたから弊社は短い時間で大きな成長が出来たと思っております。
今後の介護保険における法改正では、中小零細は加算が取りづらくなり、加算が取れなれければ経営が厳しくなるのも容易に想像が出来ます。
ゆっくり自社で全てをやれるにようするのか、苦手な事は外注し得意な分野を生かす事によって会社を成長させしっかり加算を取り、さらに規模を拡大させていくのかはあなた次第です(笑)
これは都市伝説ではなく、本当の話です。