はじめに
介護保険、障がい福祉の請求代行や給与計算の代行を請け負っている「北日本ケアサポート」の代表をしております、鷲尾和巳と申します。宜しくお願い致します。
別法人で介護、障がい者福祉の事業所も4事業所経営しております。
「介護業界をザックリ切る話」という題目なので、いつもクライアントにはなかなか直接言えないことも言っちゃいますね❗️
第8話「SNSを活用した営業と採用」
はじめにご紹介させていただいた通り、私は介護・障がい福祉事業所も経営しておりますが、
現在、児童デイサービスを新規で立ち上げしようとしていますが、その軌跡ををお伝えいたします。
①どこに出店する❓→第6話
②マーケティングの仕方と結果は❓→第7話
③SNSを活用した営業と採用→第8話
③SNSを活用した営業と採用
前回までのあらすじ
岩内町の現地調査を行う→ブルーオーシャンだという事に気ずく→SNSで業務報告がてら自身の仕事を紹介していた
ざっくりこんな感じで、まだ当時は岩内で児童デイ(児童発達支援、放課後等デイサービス)をするという事を決めていたわけじゃないのです。
ですが前回の最期にお伝えしたように、SNSで岩内で児童デイ(児童デイ、放課後等デイサービス)やりたいなーという内容をupしていたところ、多くの方ら応援しますというコメントを頂戴しました。
まずは利用児の親御さんから、足りていないので是非立ち上げてくださいとか、うちの子はこんな状況なんですが通えますか❓
などなどまだやるとも決めていない状況だったのですが、コメントを多く頂きました。
そこで感じたのは、やはり需要があるということです。
さらに同業者の方々からも応援の声を頂きました。
さらにさらに一番難しいとされるスタッフの募集も要項を出す前から働けますか❓など直接メッセージを頂戴しました。
その後も何度となく役所や振興局などに足を運びましたが、行くところ行くところでフェイスブック見てますよと声をかけていただきました。
同業者、利用者さん、町民の方から応援頂いておりますが、後は岩内町が最後の砦と思いっていました。
補助金の関係でお話をさせて頂いていた方から是非、介護福祉課の方と会って頂けませんか❓とオファーを頂き、こちらこそ是非と席を設けていただきました。
本来は、振興局でokが出れば岩内町でサービスを開始できるのですが、岩内町という場所は障がい者へのサービスを行なっている事業所が社会福祉法人しかなく、今までにいわゆる民間企業が参入したことの無い地域でした。それ自体にもビックリしましたけどね。
そのような地方都市というところは少なからずあると思います。
なので岩内町の役場の方々もビックリなわけですよ(笑)
なぜ札幌の業者がわざわざ岩内町なの❓と(笑)
当日、札幌の管理者と一緒に同行し役場の方々とお話しさせていただきました。
開口一番、フェイスブック見てますよですから、変なこと書いて無かったかなーと不安になりました。
先程申し上げた通り、サービスに対しての9割分(原則)を支払うのは利用児が住んでいる市町村なのです、なのでそこがいい顔をしてくれないとうまく運ばないとは思いっていましたが、私達の理念が通じたのか岩内町に新しい風を吹き込ませてください、と応援のお言葉を頂戴しました。
まずは一安心です、こんな流れで現在振興局に新規申請書類を提出したわけですけど、SNS一つで利用者さんへの周知、関係各所への周知、スタッフ募集の周知が出来たかと後から考えてみると、やはり人脈が大事だったと気付きました。
ネット上での販売や集客が当社を含め、主流になりつつありますがネットを結びつけるのは人だなぁーと感じました。
フェイスブックでupして、旧友達がシェアしてくれて、それを知った町の方がシェアしてくれて募集案内の記事は40件のシェアを頂戴しました。
集まらないわけがありません(笑)
フェイスブックだけで10件ほどの問い合わせを頂戴しました。
ただ知り合いだから、シェアしてくれたわけじゃなく、このサービスは利用者、スタッフ、同業者、地域が必要としてくれた事業だった事も大きな要因です。
今回は周知という意味では、予想以上にうまく行きすぎたのですが、振り返るとこれを計算しながら違う地域でも同じ事が出来るという自信に変わりました。
次はどこにしようかなーとすでに考えはじめている鷲尾でした(笑)