辞めていくスタッフの本音はどこにあるのか

 

こんにちは。北日本ケアサポートです。
今回はこちらの本の紹介をしたいと思います。

介護現場をほとんど知らない私でも、「介護人材不足」のイメージがあります。
介護保険制度が始まって20年以上が経ち、大学や専門学校などの養成校も多くあります。
また、介護職員初任者研修など短期間で取得できる資格もあり、間口の広い職種であるはずなのに何故人材不足が当たり前の状況となっているのでしょうか?

 

~なぜ介護現場からどんどん人が辞めていくのか~

 介護という仕事は、人が人に対して直接的なサービスを提供します。
職員が辞めるという事は、利用者の介護に関する細かなノウハウが消失してしまうことに繋がります。つまり介護の質が下がることを意味しますが、なぜか良い職員から辞めていくそうです。
どうして介護現場から人がどんどん辞めてしまうのか。介護現場に潜むいくつもの問題点がこの本には書かれています。

そして解決への最優先の課題は、現状をしっかりと把握し原因を探ることだと。

 

 

 

 

~「人が辞めない」介護現場の働きやすい環境の作り方~

 現場のマネジメントが機能していない、魅力を失った介護現場から人が辞めない環境を作っていくにはどうしたらよいのか。
限られた時間・人材であっても「できない」という諦めではなく「どのようにすればできるのか」という発想の転換が重要であると書かれています。
これは介護の現場に限ったことではないと思います。職員が働きやすさを感じる環境づくりには、管理者が現場をしっかり把握する事が現場で働く者にとって大きな安心感につながるのではないでしょうか。介護現場を経験している筆者だからこそわかる現場で働く人の気持ちや環境作りのポイントなどがこの本には書かれていました。

 

施設長・介護リーダーのためのマネジメント超入門より~②へつづく

https://northjapan-caresupport.com/book/2031/