第7話 介護業界をザックリ切る話
介護保険、障がい福祉の請求代行や給与計算の代行を請け負っている「北日本ケアサポート」の代表をしております、鷲尾和巳と申します。宜しくお願い致します。
別法人で介護、障がい者福祉の事業所も4事業所経営しております。
「介護業界をザックリ切る話」という題目なので、いつもクライアントにはなかなか直接言えないことも言っちゃいますね!
私は介護・障がい福祉事業所も経営しておりますが、現在、児童デイサービスを新規で立ち上げしようとしていますが、その軌跡ををお伝えいたします。
| 前回までのあらすじ―― |
| 札幌はレッドオーシャン( サービスが飽和状態) →地方進出→自分が所縁のある地域からリサーチしてみよう! |
《 前回の記事 》
・児童デイ開設の出店場所をどう決める?

・開設前に確認した岩内町の児童デイ需要
人脈もそこそこある岩内町から……という感じでしたが、まず私がやったことは地域の需要があるのか? いう確認です。
必要とされていないところに進出するのは大変ですし、応援も無いので、現状必要とされているのかを確認しました。
最初にやったのは、【相談室】と言われるところにコンタクトすることです。
岩内町には一箇所あって町から委託をうけている社会福祉法人が経営されていました。
役場に電話したところ障がい児についての相談があった場合は、委託先の相談室に振っているという事だったので、相談室に連絡を取って、それこそ相談してみました(笑)
| 鷲尾 | 「札幌で児童デイやっているんですが、岩内への出店を考えてまして、需要はいかがですか?」 |
| 相談室 | 「結果から申し上げますと、全然足りていません。受け入れが出来なくて拒否されてしまったりしている子供もいます。」 |
| 鷲尾 | 「本当ですか?」 |
| 相談室 | 「ええ本当です。さらに利用児は全員週1回のみの利用に制限されています」 |
| 鷲尾 | 「えー!本当ですか?」 |
| 相談室 | 「本当です(笑)現状、岩内町、共和町、泊村、神恵内村の4市町村で1箇所しかないのでそこで80名前後の登録があります。全員に均等に通って頂くとすると週1回が限界なんですよ」 |
| 鷲尾 | 「ではどうしても、預かってもらいたかったり、週2回をお願いしたかったりする人はどの様にされているんですか?」 |
| 相談室 | 「余市町や倶知安町に親御さんが送迎してます」 |
| 鷲尾 | 「それは大変だ、往復1時間以上かかりますよねー」 |
| 相談室 | 「ですので、もしお考えでしたら是非設立してください。応援します!」 |
| 鷲尾 | 「ありがとうございます、検討させて頂きます」 |

・電話だけでは分からない地域の実情を現地で調査
岩内町の相談室の話を聞いて「本当か?」と本気で思いましたよ。
札幌では週6回でも通うわせたかったら出来る現実。
それに比べて岩内町では週1回が限度。
ある程度自分で住むところも仕事も決めれる大人になれば、地域格差があっても引っ越しすればいいという選択肢があるかもしれませんが、弱者と言われる子供、さらに障がいを持ってるとされる子たちに住む場所は実質選べません。
そんな子供達へサービスの地域格差があっては、いけない! 本当にそう思いました。
最初は、人脈もあるし、土地も知っているしと始めたリサーチでしたが沸々と「自分がやらなければ、だれがやる?」という決意が生まれ始めました。
電話だけでは、確信出来ませんでしたので実際に現地へ足を運んでみました。
・相談室
・既存の児童デイ
・空き店舗オーナー
3箇所にアポイントを頂戴し、岩内町へGO!
相談室では、実際の相談件数や現在の岩宇地区(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)の障がい福祉サービスの状況も聞かせてもらいました。
やはりというか児童デイの需要だけではなく、訪問系、生活介護のサービスも足りておらず、一箇所しかないという状況でした。
エビデンスまで用意頂き、本当に助かりました。

・地域とのつながりが開設への道を開く
次は、既存で運営している児童デイサービスの自発管の方にお話を頂戴しました。
お会いさせていただいた方も「児童デイサービスは一箇所しかなく、もう一つあった方が利用者さんも選ぶことが出来るし、回数通える事が出来るので是非設立してください、応援します」と。
行くところ行くところ肩を押され、いよいよ設立しなくちゃいけない空気を感じました。
さらに借りるとしたらここがいいなーという駅前のコンビニ跡地のオーナーとお話しさせて頂きました。
前まで介護保険のデイサービスが入っていた事もあり殆どがそのまま使える状況。デスクなどもある状態でした。
そこは129平米あり家賃が10万円!
札幌だと30万はくだらないでしょう、さらに保証料や敷金などは一切無く契約期間の定めも無し!
イニシャルコストがデイサービスはどうしてもかかりやすいので、これは助かりました。
・人とのつながりからSNSでの発信へ
やはり生の声を聞き、直接お会いする事でコロコロ話が進んで行ったのだと思います。
電話やネットでのリサーチもそうですが、生の声も聞かせてもらい自分たちの理念に共感してもらうことはとても大切で、それが応援団を作るという事になるのでは無いかと思います。
この日からフェイスブックで業務報告がわりに始めた岩内での仕事振りが過ごしづつざわつき始めたのです。
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