はじめに

介護保険、障がい福祉の請求代行や給与計算の代行を請け負っている「北日本ケアサポート」の代表をしております、鷲尾と申します。宜しくお願い致します。

ちなみに介護事業所も4事業所経営しております。

 

「介護業界をザックリ切る話」という題目なので、いつもクライアントにはなかなか直接言えないことも言っちゃいますね❗️

 

第2話「介護事業所において離職率が高い会社の特徴」

はじめにご紹介させていただいた通り、私は介護事業所も経営しておりますが、この離職率が高い業界において当社は、3年間離職者が出ておりません❗️

北日本ケアサポートで介護事業所を数多く見てきて、スタッフの顔を見れば離職率が高いところなのか、そうではないのか❓また社長と話をしていて、離職率が高いところなのかそうじゃないところなのかがわかるようになり、自社で諸先輩たちの振る舞いを見て、参考にした結果が離職者0を実現出来ていると思っています。

第2話と第3話で特徴を少しご紹介させて頂きます。

離職率が高い会社の特徴→第2話にて解説

②離職率が高い社長の考え→第3話にて解説

この2つに分けて解説していきます。

 

①離職率が高い社長の考え

〈しっかり評価をされていない〉

介護業界において資格というのは、とても大切なものになりますが、仕事が出来る、または生産性とはイコールでは有りません。それをまず会社が理解する事が大切です。生産性のあるスタッフで資格が無いという理由だけで給与が上がらなかったりするのが現実です。ちなみに当社のスタッフで一番給与の高いスタッフはヘルパー2級です(笑)

会社は資格だけでなく、その人が周りに与える影響や生産性、営業力などしっかり評価していますか❓

当社は3ヶ月に1回給与の改定があります❗️たしかに手間はかかるかもしれませんが、やる気次第で年間基本給が36,000円上がることもあります。

歩合ぐらいだったらあるかもしれませんが、基本給が1年で36,000上がる可能性があるとしたら頑張りますよ〜❗️自分がスタッフになったつもりで考えましょう❗️

 

〈社内の風通し〉

社内の空気感というのは、正直言って言葉では伝わりづらいし、役職者の人は自覚がないものです。これは管理している人たちのコミュニケーション力と言った方が適切かもしれませんね。管理している立場の人たちは感じづらいかもしれませんが、現場で働いている人たちは風通しの悪さをビンビン感じるものなのです。

よくあるのが、管理者は現場とは別の部屋で基本的に現場の方と触れ合う機会を持っていなかったり、自分の仕事が終わったら、すぐに帰宅し現場は現場、管理する立場と何か壁を作っているように感じます。

話しかけづらい雰囲気というのは、コミュニケーション力というと難しく感じるかもしれませんが、実は基本的な事が出来ていない事がほとんどです。

管理者が大きな声で朝から笑顔で挨拶してますか❓と聞くとやっていると言いますが、見せてもらうと決してそんな事は無く、ボソボソとうつむいたままだったりケータイをいじりしながら挨拶していたのです。

何でも基本が大事です、相手を笑顔にさせるくらいの挨拶を毎日欠かさず行う事が出来れば、かならず辞める前に相談も来ますし、対処出来る段階で話が伝わってくるはずです。

〈社内の空気がピリピリ〉

何となく分かりますよね❓スタッフ全員に余裕が無く、走り回り、血相を変えてご家族との対応。もちろんスタッフ間に笑顔は有りません。

様々な理由があるかとは思いますが、一つの理由としてお客様第一主義に重きをおきすぎる会社の空気、理念❓かもしれませんね。

利用者さんやご家族の方の希望や理想を聞かせてもらうのは問題有りませんが、その問題を解決するために社内の問題が発生するようでは、商売ではありません。

利用者さんだけが喜ぶような、サービスは決して提供してはいけないのです。

契約時に意識して欲しい事があります。その契約は、利用者、スタッフ、会社それぞれにメリットがあるか❓ということです。何かがかけた時にその商談から降りる勇気を持ってください。

当社の会社名は「NPO法人 はなうた」です、理念は利用者もスタッフもはなうたを歌いながらサービスを提供するということです。(実際に歌っていなくてもいいんですが、気分の問題です)なのでこの利用者さんを引き受けするか❓利用者からの要望を受け入れかどうか❓はサービスを開始して、現場に行くスタッフがはなうたが歌えますか❓会社はサービスに入ってくれることではなうたが歌えるか❓を考え受託します。